「ドライアイス」

　今年の夏は例年にも増し暑さが厳しく、ご遺体の状態を保つためドライアイスを

たくさん使用しました。ドライアイスとは、特殊な装置を使って二酸化炭素に圧力をかけ

冷却して固体化したものです。なぜ葬儀会社とドライアイスが関係あるのかと思われる方も

いらっしゃると思います。

　ドライアイスを使用するのは、故人様のご遺体を冷やして傷むのを防ぐためです。

弊社ではドライアイスをタオル等にくるみ、ご遺体の頭部・胸部・腹部に当てて使用しております。

ドライアイス１回分が３個で重さは約７．５ｋｇになります。ドライアイスは一日も経過すると

効果が弱くなるため、翌日には新しいものと交換することで、ご遺体の冷却効果を持続させます。

２４時間経過しないと火葬できない為、死亡した時から火葬の当日までドライアイスを当て続けて

ご遺体を綺麗な状態で葬儀が行えるようにします。エアコンのある部屋に安置していても、ドライアイス

の消耗が早かったようです。

　ドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われる死亡事故もあり、取り扱いには十分注意が必要となります。

余談ですが、今年食べたアイスクリームの中で、C社の杏仁豆腐のアイスクリームが一番美味しかったです。