2025.07.01スタッフのつぶやき39
「数珠」
葬儀や法要の場で使う数珠。何となく持っているけれど、正しい使い方やマナーをご存じですか?
大人のたしなみとして知っておきたい「数珠のマナー」について、分かりやすくご紹介します。
数珠とは、もともと仏教の修行道具であり、念仏や読経の際に使われていましたが、現代では礼拝の
象徴として扱われ、葬儀・法要などで使用されています。
数珠は基本、左手に持ちます。合掌する際は、両手に数珠をかけててのひらの間に置きましょう。
移動中や会話中は、左手に軽く掛けて持つのがマナーとなります。バックやポケットに無造作に入れたり
手首にブレスレッドのように巻くことはマナー違反になりますので気を付けましょう。
数珠を忘れた場合は、無理に借りる必要はありませんが、手を合わせる際は心を込めることが大切です。
数珠は、ただの形式ではなく、故人や仏様への敬意を表す大切な道具です。正しいマナーを知ることで、
自身を持って儀式に臨むことが出来ます。是非この機会に、自分の数珠を見直してみてはいかがでしょうか?


