2024.11.01スタッフのつぶやき31
葬儀で使用する車
葬儀で使用される車として思い浮かぶ車・・・【霊柩車】だと思います。
霊柩車は、ご遺体を乗せて運ぶ車ということでご存じの方は多いと思いますが、
実は種類はあります。そんな霊柩車についてお話ししたいと思います。
霊柩車の種類を大きく分けると、【宮型】【洋型】【バス型】【バン型】の4種類になります。
【宮型】 車の後部が御神輿風に豪華な彫り物や金箔が施されたタイプ
【洋型】 外観はシンプルで屋根等の部分がレザー張りになっているタイプ
【バス型】 マイクロバス等の後部に棺を納められる様に改造されたタイプ
【バン型】 ミニバンやワゴンをベースに棺を納められる様に改造されたタイプ
昔は霊柩車と言えば【宮型】でした。ですが、最近では見た目や新しい火葬場や葬儀式場
の建設などで近隣住民の方々への配慮等で【洋型】が主流になりました。【バン型】は主に
寝台車、又は搬送車と呼ばれ、病院から自宅へ・自宅から式場へお送りする車で、福井では
白色かグレー色のミニバンタイプが多いです。
【バス型】・・・多分、福井には無かったと思います。見た記憶がナイ。
私が小学生の頃は、霊柩車といえは【宮型】でした。黒い車体に金ピカの屋根。怖かったです。
親にも霊柩車を見かけたら親指を隠せ!と言われ、通り過ぎるまで親指を隠してた記憶があります。
【洋型】が主流になった今日ではあまり聞かなくなりましたが、検索してみると色々と諸説があるようです。
私はこの葬儀業界に携わるようになってからは、子供達には霊柩車を見たら親指を隠せではなく、
手を合わせる(合掌)と教えています。