2023.02.01スタッフのつぶやき22
「副葬品」
旅立たれる故人様への手向けの品として、棺に納め故人とともに火葬する品々を副葬品といいます。
故人様が生前に大切にされていた物や、嗜好品などが候補となります。実際に見受けられる品としては、
手紙や寄せ書き、千羽鶴、写真、たばこ、紙パックのお酒などが多いようです。
過去には、故人様が愛用されていた香水や、愛用されていた工具や釣り竿を副葬品として納棺を
希望される方もいらっしゃいました。これらの品については、大切な御遺骨の変色や損傷となってしまう事や、
火災事故につながる危険性から、事前に除外させていただくことでご理解をいただいております。
最近では、故人様がペースメーカーを装着されていた場合には、医師が脱着を行うケースが多いのですが、
同様な例として火葬前には葬家の方へ確認をさせていただいています。
最後のお別れの場となります納棺の儀では、故人様に寄り添い想い出の副葬品を納棺したい思いは大きくなります。
私どもスタッフも公共施設となります火葬場でのルールに則りながら、ご葬家のお気持ちに寄り添い
対応させていただきますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。