2023.08.01スタッフのつぶやき16
春は あけぼの
夏は 夜
秋は 夕暮れ
冬は つとめて
古くは清少納言が日本の四季を愛でこのように書かれました
最期の時をお送りするという日々の中で
その日その日 故人様がお旅立ちに選ばれた今日という日を
感慨深く見つめるようになりました。
草木が芽吹き花をつけやがて山の色が変わりゆき
雪のお化粧が溶けるとまた花の季節がやって来る
ただ過ぎて行くように思われる一日、一日
何も変わらないとすら思うような時間
ですが 昨日と今日とでも確かに同じではありませんでした
大切な方の逝かれた日
送るみなさまにとりましては忘れえぬ日となることでしょう
故人様がこの日と決めてお旅立ちになった日はどんな日も美しく、意味を感じ
いつまでも印象深く心に残ります
また一年、一年と年が巡りその日を迎えるたびに
同じように香って来る花や 空の色 吹く風の手触りに 記憶が蘇り
故人様と再び語らうことができるように思います。
今夏はまばゆい光に溢れた夏になりそうです
ご健康に過ごされますようお祈り申し上げます。